2017/05/26

お遍路サイクリング 重厚な本堂で読経 84番屋島寺(やしまじ)

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

香川県高松市の東にある半島、屋島。
735年に中国王朝の唐より、
鑑真和上(がんじんわじょう)は、日本に向かいました。

しかし、5回にわたり暴風に襲われ 失明。
やっとの思いで、鹿児島に到着することができました。
到着後、東大寺に向けて船で移動していたところ
失明しているにも関わらず、屋島の北側の山頂に
吉兆を示すめでたい光、瑞光(ずいこう)を感じました。
船旅を中断し、山頂へと登り、
屋島寺の起源となる普賢堂を建てました。

時は流れ、815年になると、弘法大師により屋島寺は
南側に移され、本尊の十一面千手観音が安置されました。
四天王像の奉納、七福神の奉納等が行われ、
現在の形へと姿を変えていきました。
十一面千手観音座像は、国指定重要文化財になっています。

っと、

そろそろ、お遍路サイクリングメンバーが着いたようです。


シャワシャワ~ シャワシャワ~
と、セミが鳴いている中
照りつける夏の暑い陽射しを受けながら
大きく立派な山門(さんもん)をくぐっていきます。

スピードの出る自転車で風を浴びれるとはいえ、
やはり人力。

「くわぁ~、あっちー(^▽^;) やっと着いた」
と安堵感がメンバーから伝わってきます。


門の前、敬意を払いしっかり一礼致します。


広々とした境内を歩きながら、最初に手水(ちょうず・てみず)です。

お参りする前には、身のけがれを落とします。
本来は、滝で体を清めていたそうですが、
大掛かりすぎるので、手水に簡略されたと言われております。

手水にも手順があるので
簡単にご説明。

1.左手を洗います。
2.右手を洗います。
3.左手にためた水で、口をすすぎます。
4.口をすすいだ左手を洗います。
5.ひしゃくの柄を洗う

5ステップで完了です。

ひしゃくの柄を洗うのをつい忘れちゃうんですよね。


冷たい水が、とても気持ちよくて、
あ~、生き返るっと、思わず笑顔になってしまいます。
全身に浴びたいくらいでしょうか。
山門から若干、緊張の面持ちのメンバーにも
笑顔があふれます。


69番観音寺 住職 羽原住職にも、ご一緒して頂いています。


奉納用のろうそくと線香を受け取ります。
これで、準備はOK!
参拝に向かいます。


シャワシャワ~、シャワシャワ~
話を近くでしても
聞きとりづらいくらい、セミの大合唱(笑
自然の豊かさを実感します。


重厚な本堂にて、読経致します。
読経をしていると、
不思議と暑い中でも、精神が落ち着いてきて、熱さを忘れます。

ここで屋島寺の紹介です。


四天門
名前の通り、
持国天(じこくてん)、増長天(ぞうじょうてん)、
広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)の
四天王の彫像が、四隅にまつられています。


屋島寺本堂
細かな龍の彫刻などに目を奪われます。
1618年に建立、1957年に一度解体修理されましたが
建築様式は変えず、建立当時の姿に復元されています。


屋島寺本堂内側
壁際のひじ形の模様や天井の格子状の模様など
細部にまで、こだわったつくりが美しいです。
「廣大智慧觀」と大きく飾られた額は、
「こうだいちえかん」と読みます。
「あらゆるものを平等に観ずる心」という意味のようです。
高松藩主「松平頼恭」(まつだいら よりたか)によって書かれました。
松平頼恭は、人々の声を聞くために投書箱を設置した話が残っており
世の中を平等に見ようとする意志をもって、政治を行っていたのだと
推測されます。


大師堂
弘法大師様にも線香を奉納します。
線香が倒れないように、丁寧におきます。
よいっしょと・・・
ご利益ありますように。


大師堂の横には
七福神がまつられています。

さぁ、次の85番八栗寺(やくりじ)に向かいましょう!


ん?次は、接待?!
どうゆうこと!!!

お遍路サイクリングの旅はまだまだ続きます~

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