2017/08/18

お遍路サイクリング85番八栗寺 夏の空に響く法螺貝の音

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

第85番札所八栗寺(やくりじ)とは

今回お参りしたのは、
標高375mの五剣山(ごけんざん)にある
第85番札所八栗寺(やくりじ)。

天長6年に、弘法大師が五剣山に登ったところ、
5つの剣が空から降ってきました。
そこへ山の神が現れて
「この山は仏教相応の霊地なり」と告げました。
お告げを聞いた弘法大師は、
国の平安を守るため5つの剣を山中に埋め
五剣山と名付けたそうです。

そんな五剣山に建てられた八栗寺にも
由来があります。
弘法大師が唐へ渡る前に、仏教を学ぶことを
祈願して8つの焼き栗を植えたそうです。
無事、帰国して確認すると、なんと!
芽の出るはずのない
焼き栗から芽が出ていたそうです。
そのことから、八栗寺と名付けられました。

サイクリストが聞いた、悪魔のささやき

セミが大合唱している真夏の炎天下の中、
自転車で走ることは、過酷です。

水分不足で苦しいメンバーの一人は
途中のお店で飲み物を買おうとしたら
まさかの
飲み物が売っていませんでした・・・。

このままでは倒れてしまうと、
恐怖を感じ、
一言
「水くれー!」
と叫ぶと、

無事、水分補給をすることが
できたそうです(^^♪

メンバーが戦わなくてはいけないことは
夏の暑さだけではありません。

こんな悪魔のささやきも聞こえてきました・・・

車で並走するサポートメンバーの言葉です。
しかも、2回も

メンバーの心は、きっと揺れたでしょう。
車に乗ってしまえば、楽になれる!と
しかし、

この誘惑につられて、車に乗ってしまったらダメだ!
っと、思いとどまり、断りました。

実は、八栗寺への道は、急斜面になっていて
一般の方は、ケーブルカーであがるような
場所なのです。

自転車ではなく
車で行けたらどんだけ、楽でしょうか。

しかし、走りぬきたい!という気力だけを
頼りに、走りぬくことができました。

サイクリングチームに拍手を下さい!!
パチパチ~(^^♪

無事、水分不足と悪魔のささやきを乗り越えた
サイクリングチーム一行は
八栗寺へと到着しました。

羽原住職の法螺貝(ほらがい)読経

では、早速参拝に参りましょう。

まず、左手に聖天堂(しょうてんどう)があります。
「歓喜天(かんきてん)」と書かれているのが、読めますでしょうか。
歓喜天は、頭が象で、体は人間の男女が抱き合う姿をしています。
インドでは「ガネーシャ」と呼ばれている神様と、言えばピンとくるかもしれません。
聖天堂には、弘法大師作の15cm程の黄金に輝く歓喜天が祭られています。
普段は見ることができませんが、50年に一度御開帳するとのこと!
一生に一度見るチャンスがあるかないかの秘仏として、知られています。

聖天堂をさらに進むと、

本堂に着くと
69番観音寺の羽原住職が
法螺貝を吹き始め、重厚感のある音が境内に響きわたります。

ぶおー、ぶおーぉー
ぶおーぉー、ぶおーぉー
プォー、プォー

法螺貝を吹くことは、読経と同じことになります。
音色が途中で変わるのですが、音にそれぞれ意味があるとのこと

法螺貝の読経に続いて、メンバーは般若心境を読経します。

次は、大師堂に向かいます。

弘法大師の誕生日である6月15日は、扉を開けるそうです。

大師堂の奥には、多宝堂があります。

多宝堂は、1984年に建てられました。材木は全て桧が使われています。
中には、八祖大師(はっそたいし)などが壁面に描かれています。
八祖大師とは、真言八祖とも呼ばれ、弘法大師が真言宗を日本で開くまでに
伝承されてきた8人の大師のことです。
インドで大日如来により真言宗の元となる密教がおこされ、
中国を経て、8人目の大師が弘法大師となります。

これで、八栗寺のお参りミッションはクリアです。
さぁて、次はお楽しみのお昼です。
運動した後のご飯って美味しいですよね♪

八栗寺を後にする一行
どんなことを話しているのでしょうか。

まだまだ、お遍路サイクリングの旅は続きます。

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