2017/07/20

はじめてのお勤めに緊張する自転車お遍路さんに助っ人現る!

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

28番札所の「大日寺(だいにちじ)」は、聖武天皇(在位724〜749)の勅願によって、行基菩薩が大日如来像を彫造し、お堂に安置したことがはじまりです。一度は荒れ果てますが、弘仁6年(815年)に、弘法大師が四国を巡教されたことが転機となりました。末世の人々の安泰を祈り、楠の大木に爪で薬師如来像を彫ってまつられたことで、復興に向かいます。慶長年間(1596〜1615年)からは、土佐藩の祈願寺となるまでに発展しました。

御本尊の金剛界大日如来坐像(こんごうかいだいにちにょらいざぞう)は、高さが約146センチメートルの寄せ木造りで、四国最大級と言われています。脇に安置された聖観世音菩薩立像(せいかんぜおんぼさつりつぞう)も約172センチメートルと大きく、ともに国の重要文化財に指定されています。

お遍路サイクリストの2人は、今からはじめてのお勤めにのぞみます。ちょっと緊張していますが、きっと大丈夫。カンペキ作法芸人の淀家萬月(よどやまんげつ)さんが合流するからです。落語家で大道芸パフォーマーの淀屋萬月さんは、よしもとクリエイティブエージェンシー所属の芸人さんです。「あなたの街に住みますプロジェクト」の始動で、2011年から「高知県住みます芸人」として活躍されています。

風格のある山門です。
まっすぐに伸びる石段が、美しくも気持ちイイです。見ているだけで、身も心もピンと伸びる気がします。

聖域に入るための必須アイテムです。お遍路には欠かせませんね。

石段を上がって本堂に向かいましょう。

大日寺の参拝からご参加の淀屋萬月さん。
今日はきっぱり、「不安しかないです。」とおっしゃっていますが・・・

いえいえ、そんなことはないですよ。だって、

作法はカンペキですから。

そうなんです。仏さまの前では、心も大切ですが、作法も大事ですよね。

おお~、ぜひ見たいです。今日一日、しっかり勉強させていただきましょう。

本堂にロウソクを奉納します。

御本尊の大日如来がまつられています。国の重要文化財です。

本堂前で、般若心経を唱和します。羽原ご住職が導師をつとめてくださいます。

お隣の大師堂です。

美しい千羽鶴が奉納されています。
鶴は、千年生きると言われる長寿のシンボル。家族の健康や幸福を願って、折り鶴をお寺に奉納する習慣に発展したそうです。今では、世界平和のシンボルでもありますね。

お勤めご苦労さまでした。

少しホッとした様子の2人。はじめての般若心経で、とても緊張したみたいです。

ご住職の息も切らさぬ読経には、なかなかついていけないようです。
短いとはいえ、プロの読経はやっぱり違うのですね。奥が深いです。

とりあえずは一安心。この調子でいきましょう。

南国プチ情報!なんと、岩の間からサボテンが生えています、いくつも。
お寺にサボテンは、めずらしい組み合わせじゃないでしょうか?

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