2017/05/11

立ちふさがる遍路ころがしショートコース!14番常楽寺

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

四国お遍路14番札所 常楽寺(じょうらくじ)は、「流水岩の庭」や「あららぎの霊木」のあるお寺として、お遍路さんたちに知られています。

弘法大師がこの地で修行をしているときに、多くの菩薩を連れた弥勒菩薩の姿を感得して、そばにあった霊木に弥勒菩薩を刻んで本尊とし、堂宇を建てたのが起こりだそうです。

四国霊場のなかでも、弥勒菩薩をご本尊としているのはここだけですよ。

弥勒菩薩はお釈迦様(現代仏)が入滅されてから56億7,000万年後の未来に現れて、人々を救済するといわれている未来仏。

ほかにも、「あららぎの霊木」の股にあららぎ大師が祀られているなど、お遍路さんを楽しませてくれる見どころがたくさんのお寺です。

 


抜けるような青空のもと、お遍路サイクリストの3人とお先達の小川さんは、常楽寺に向かって走ります。

その道すがら、信号を待つあいだに小川さんの横へ並ぶと・・・

 


 

「最後がんばってなぁ。」

 

意味深なことを言われました。

 

「最後? ん? さいご?」

 

 

何が待っているんでしょう。

 


常楽寺の看板が見えました。到着です。

 

・・・と思ったら鳥居の脇で小川さんが待っています。

なんだろう。

 


みんなが追いついたのを確認して、走り出す小川さん。

 

ぶおおおぉぉー

 


ものすごい勢いで加速して走っていきましたけど!

 

 

その先には、見るからに急な坂が・・・

 

 

「うわはは、こっから上がるんか~」

 

岡田さんもビックリ、思わず声が出ます。

 


坂の上から見てみましょう。

 


気合を入れて坂道に突入する3人。

 


 

「あ゛ぁ~!」

 

これはきつい!

清水さんは速やかに自転車を降ります。

うんうん、ムリしても仕方ない。

 


岡田さんは体を左右に振りながら、立ちこぎで登ります。

全身の力を踏み足に集中。

ぐぐぐっ、ぐぐぐっ、ぐぐぐっ。

ペダルを踏んだ分だけゆっくり前に進みます。前じゃなくて、上といった方が正解?

踏む力を緩めたら一気に転げ落ちそう。

 

 

「あ゛~っ!」

 

後ろから叫び声が聞こえてきました。

 


西浦さん、自転車に乗って登るのを断念。

無理しない無理しない。

自転車を押して登ります。

ふと後ろを振り返って、西浦さんは思わず声を出しました。

 

 

「坂道すんげ!」

 

 


清水さんも自転車を押して登ってきました。

あと少し、がんばれー!

 


上の駐車場で待っている小川さんに追いつきました。

 

「知らんかった~! 前、向こう側の表から行ったから・・・」

 

 

「がんばらなイカンって、いうといたやろ♪」

 

 

「あはは・・・」

 

 

そうだけど・・・そうなんだけどね。

 


清水さんグッタリ・・・

 

「あ~~」

 

 

「あの~・・・ コメントもできないほど・・・」

 

 

「さいごの最後に」

 

 

「ぐっときてます、今・・・」

 

 


遍路ころがしショートコース、おつかれさまでした。

 

・・・

 

・・・・・

 

ひといきついたキャンパスボーイのお二人。

おしゃべりする元気が復活です。

 

 

なんとか、自転車登りきりました!」

 

 

「いや、してへんやろ!(笑)」

 

 

「あはは(笑)」

 

 

「ほら、カメラに映ってるやん。」

 

 

「インチキしてるのがバレた!」

 

 

「あははは(笑)」

 

 

 

 

参拝に行きましょうか。

 


水の落ちる音が涼しくて気持ちいいですね。

色々と清めて・・・

 


思わず手を合わせてしましました。

 

いざ参拝へ。

 


みなさんが読経している間に、境内を見てみましょう。

 


正面に見えるのが本堂です。

右手が大師堂。

本堂の手前に茂っている大木が「あららぎの霊木」です。

 


地面からのぞく岩は、ぼんやりと眺めると水が流れているように見えます。

「流水岩の庭」の名前は、そこからきているそうですよ。

 


参拝も終わりましたので、自転車に乗って次へ向かいましょう。

 

「行ってきます!」

 

 


急な下り坂に気をつけて!

 


いってらっしゃーい。

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