2017/05/18

遍路サイクリスト3人、ご詠歌に癒される 15番国分寺

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

お遍路サイクリストの3人が次に訪れるのは国分寺(こくぶんじ)。

阿波国分寺が正しい名称ですが、お遍路さんの間では阿波の部分を省略して呼ぶのが通例になっています。

 

お遍路をされた経験がない方でも、この名前は聞いたことがあるかもしれませんね。

それもそのはず、阿波国分寺は741年に聖武天皇が国家鎮護のため「国分寺建立の詔(みことのり」を発した際に、全国68カ所に建てられたうちのひとつです。

 

行基菩薩が薬師如来を刻んで開基した当時の宗派は法相宗でしたが、弘法大師が四国霊場の開創のため巡錫されたときに、真言宗に改められました。

天正年間(1573~1593年)の兵火によって焼失したあとは荒廃が続いていましたが、徳島藩の命を受けた速水角五郎によって再建。

その時から現在の曹洞宗になったとされています。

 

また、本堂の左右に広がる庭園は桃山時代(1573~1598年)に造られ、平成12年には国の名勝に指定されました。

 

・・・

 

常楽寺から1km弱の道のりを、お遍路サイクリストたちが走ります。

数々の難所を乗り越えてきた3人に、お先達の小川さんがすてきな歌を聞かせてくださるようですよ。

 


抜けるような青空のもと、国分寺に到着しました。

山門の脇には「聖武天皇勅願所」と彫られた石碑が立っています。

風もなくいい天気。

遠くにぽっかりと雲が浮かんでいます。

 


山門をくぐり、本堂へ向かいましょう。

清水さん、一礼を忘れておりません。

 


手を清めます。

耳に届く水音と、火照った体に染み込むような冷たさが気持ちいい。

すぅ~っと肩から疲れが抜けていくようです。

 

それにしても本当にきれいな青空ですね。

都心部で見る空の色とはまったく違います。

 


ここで清水さんが、まさかのカミングアウトです。

 

 

「あの・・・」

 

 

「雲フェチなんですよ、僕。」

 

 

「雲フェチ・・・?」

 

 

「おっと。」

 

 

「この『雲』はまだなんですよね。」

 

 

この雲って・・・

 


もしかして、コレ?

 

・・・

 

本堂への道は、よく掃き清められています。

 

シャリ、シャリ、シャリ。

 

薄黄色に光る砂の道を踏みしめながら、岡田さんに『雲』への熱い思いを語る清水さん。

 


まだ語ります。

 

・・・

 


まだまだ語ります。

 

・・・

 


まだまだまだ・・・あ、終わっていました。

本堂に到着です。

 


小川さんに導いていただきながら読経します。

3人とも、もうすっかり慣れた雰囲気。

 


続いて大師堂へ。

小坊主さんの看板がありますね。

なんとニット帽を被っています!

 

・・・

 

ここでお先達の小川さんが、ご詠歌を聞かせてくださることになりました。

 

 

♪ 『高野山 結ぶ庵に袖朽ちて 苔の下にぞ有明の月』 ♪

 

「高野山の奥深く、

衣が朽ち果てようとも大師様は有明の月のように

人々を導いておられる」

このような意味のお歌です。

 


ありがとうございました。

 

今回お先達をしてくださっている小川さんですが

 


風船パフォーマーをされているそうです。

 


遍路道のどこかでお会いすることがあるかもしれませんね。

 

 

 

 


すてきなご詠歌を聞かせていただいて、サイクリストの3人も元気いっぱいになりました!

 

 

きゃんぱってきま~す♪」

 

 

「このネタ持って帰るんで(笑)」

 

 

あああ、ついに岡田さんにも染りました。

 

スタッフ : 「みなさんきゃんぱってください!」

 

こっちもかー!(笑)

 

 

 

「イグぞぉ~!」

 

 

「行ってきまーす♪」

 

 

あれ、お二人は言わないのね。

 

太陽も真上に昇り、そろそろお腹の空く時間になってきました。

暑さにまけないように、観音寺まできゃんばって~!

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