2017/05/26

お遍路サイクリストたち、つかの間の休息 16番観音寺

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

「腹が減っては遍路は行けぬ」

という訳で、お遍路サイクリストの3人と小川さんはお昼ごはんを食べています。

あんまりお食事の邪魔をしていると小川さんにパクッっと食べられそうなので、語りつがれているお話などに触れながら、観音寺をもう一度見て回ることにしましょう。

 

本堂の中には、炎に包まれた女性を描いた奉納額が掲げられています。

これは明治時代、大やけどを負った遍路の女性が「姑をいじめた罰があたった」と懺悔する意味で奉納したという、実話にもとづく絵なんだとか。

 

また大正2年頃には、盲目だった高松伊之助さんという方が両親に連れられて参拝したところ、本尊のご利益で目が見えるようになったので松葉杖を奉納した、という話もあります。

 

話も長くなってきましたので、そろそろお寺を見て回ることにしましょう。

 


山門です。

和様重層の鐘楼門で、二層になっていてとても雰囲気がありますね。

門の左右に建てられた石柱は、寄進者の名が彫られているそうです。

 

前を通る道が狭いので、引いた位置から撮影できないのがくちおしい・・・

 


鐘楼は戦時中に供出されたまま、戻されていないそうです。

ここにも戦争の爪痕がまだ残っているんですね。

 


上層には光耀山(こうようざん)の看板が掲げられています。

 


美しさと機能性を計算しつくされた木々の組み合わせ。

昔の職人さんの技に圧倒されます。

 


鐘楼門の内側です。

虹梁(こうりょう)が見えますね。

宮大工さんの息吹やこだわりが感じられます。

 


山門の内側です。

 


本堂。

 

当初は改修の予定だったそうですが、予想以上に痛みが激しく2006年に改築されたそうです。

 


蟇股(かえるまた)。

ここだけ彩色が施されているようです。

 


本堂の左手前にある仏足跡。

 


大師堂です。

柱に月日の流れを感じさせる亀裂が。

改築前の本堂は、もっと痛んでいたのかもしれませんね。

 

・・・

 

ぐるっと見て回っている間に、お遍路サイクリストのみなさんも食事を終えられたようです。

それでは次の井戸寺に向かいましょう!

 

 

きゃんぱきゃんぱる~。」

 

 

もぐもぐゴックン。

 

 

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