2017/07/09

お遍路サイクリストをいやす緑と歌とクールなヤツ 8番熊谷寺

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動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科

弘仁6年(815年)、弘法大師が修行されていると、紀州の熊野権現(くまのごんげん)があらわれて、5.5cmほどの金の観世音菩薩像を授けました。大師はその場にお堂を建て、霊木で等身大の千手観音像を彫造して、胎内に金の尊像を納めました。8番札所「熊谷寺(くまだにじ)」と御本尊の由来です。

本堂と弘法大師作の御本尊は、残念なことに、昭和2年(1927)の火災で焼失してしまいます。歴代住職の尽力により、途中戦争で工事が中断したものの、昭和46年に堂宇の全容が完成し、新造された御本尊の開眼法要が営まれました。境内には、熊野権現がまつられた鎮守堂もあります。

8番札所の「熊谷寺」に到着です。
駐車場は、山門をすぎて中門にいたる途中にあります。

本堂まで、美しく涼しげな木々のアーケードがつづきます。

流れているのは「ご詠歌」です。仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌などにして、旋律に乗せて唱えます。
聴き入りながら、長い緑の参道を歩いていると、身も心もいやされます。

最上階の屋根の裏側が、極彩色でとても美しい多宝塔です。よく見えないのが、ちょっと残念。
大日如来を中心に、四方に4体の如来像が安置されています。

中門をとおして見える緑の階段が、とても芸術的できれいです。
建物は、長い歴史を感じさせる奥ゆかしい雰囲気ですが、

とてもきらびやかですね。口を真一文字に結んで、アニメに出てきそうなイケメンです。

入り口から見て左手、仏教の守護神「四天王」に属する「多聞天(たもんてん)」です。常時、如来の道場を守り、法を聞くことが最も多いことから、「多聞」という名がつけられたそうです。「毘沙門天(びしゃもんてん)」とも言います。

右側は、同じく四天王のお一人「持国天(じこくてん)」です。東方を護る善神とされています。
口をカッと開けて悪を威嚇しています。

中門をくぐって、振り返る景色。負けず劣らず、見事な美しさです。
秋には、また違った姿を見せるのでしょうね。楽しみです。

本堂に到着です。

抜けるような青空に、白い絵の具を散らしたような雲が浮かんでいます。緑も濃いですね。
黒銀色の本堂が、いちだんと風格を増します。

お勤めは、本堂の中で。

ロウソクからお線香に火をいただきます。

寺尾先達の導師で、鐘の音につづき、般若心経を唱和します。

きびしい暑さに耐えながら、

ひたすら無心に読経します。

お疲れさまです。
それにしても、ほんとに暑いですね。お勤めの間も汗がしたたり落ちていました。

サイクリストのみんなが、出発前に和やかな会話で楽しんでいると、

いたずらっ子の目が、氷のかけらと一緒にキラリッ

アイス、入りま~す。

さすが、余裕の表情で受け止める大西副会長・・・

っと、やばい! 緊急事態だ。
アイスがクールにケツ(失礼!)まで忍び込んたぞ。

おっと、9番「法輪寺(ほうりんじ)」に出発です。
もがき苦しむ大西副会長なんて、まったく眼中にないサイクリストたち・・・

あれっ、山本さん、タオルかぶって手を振ってるの?

、写真です! 早く撮らないと、みんな行っちゃいますよ。

えっ、氷がタイツに? それはとりあえず置いといて。

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