動画提供元:香川大学大学院 地域マネジメント研究科
51番石手寺からスタートした四国遍路88サイクリングは、6日目にして1番札所にやってきました。
1番札所は「霊山寺(りょうぜんじ)」です。聖武天皇(在位724〜49年)の勅願で、行基菩薩が開創されました。弘仁6年(815年)、弘法大師が修行されたとき、天竺(てんじく。インドのこと)の霊鷲山(りょうじゅせん)で釈尊が説法をしている情景を見たといいます。「竺和山・霊山寺」という名称は、インドの霊鷲山を和国(日本)に移すという意味からつけられました。
霊山寺は、地元の方々から、親しみをこめて「一番さん」と呼ばれています。順打ち遍路の出発点ですから、お遍路発願のお寺になることが多いです。地の利もよいので、いつもたくさんのお遍路さんでにぎわっています。
霊山寺に到着したお遍路サイクリストたち、大きく手をふって山門を目指します。
元気いっぱいです。
あれ、ちょっと違っていましたか?
2階建ての山門(仁王門)です。風格がありますね。
力強い仁王さまの前にたたずむお遍路マネキンもまたイケて(?)ます。霊山寺の名物らしいですよ。いたるところ、いろんないで立ちでお遍路さんを歓迎しているみたいです。
手を洗い、口をすすいで、しっかりと身を清めます。
お地蔵さまが、やさしく見守っています。
蝉の大きな鳴き声が響きわたっています。今日は暑いです。
汗を拭きふき、本堂に向かいます。
赤い前かけをした小さい方も、石碑の上で、お遍路サイクリストを歓迎します。かわいらしい。
本堂に到着です。
美しい灯篭がたくさん見えます。
圧巻ですね。スゴい!
はじめての参拝ですから、読経の手順をしっかりと教えていただきましょう。
みんなちょっと緊張ぎみで、ぎこちないですが、
だんだん声が合ってきました。
次は、2番札所の「極楽寺(ごくらくじ)」です。同じ街中にあり、わずか1kmほどの距離です。あっという間ですね。
おや、立派な塔が見えますよ。
「五智如来像」という5体の像が安置されています。大日如来の5つの知恵をあらわしているそうです。ご利益が満載ですね。
カッコイイ!
見かけない造りですね。上の階は円筒形でしょうか。まるで洋風のベランダのようです。
奥さまですか?しあわせー。
ご家族の応援で、しっかりと充電も完了しました。
ガンバって!